アーセナルのミケル・アルテタ監督は、レアル・マドリーとの大一番に向けて語っている。
今季のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、レアル・マドリーと対戦するアーセナル。史上最多15回の欧州制覇を誇る王者に対して、ホームでのファーストレグは3-0と完勝を収めることに成功し、16日に敵地でのセカンドレグへ挑むことになる。
過去のCLで何度も奇跡的な逆転劇が起きたサンティアゴ・ベルナベウでのセカンドレグだが、アルテタ監督に恐れはないようだ。試合前会見で「その言葉(恐れ)は使いたくない」とし、以下のように語った。
「彼らがクラブとして長年にわたりこの大会で成し遂げてきたことや築いてきた歴史、守ってきた価値観には敬意と称賛を送りたい。信じられないほど素晴らしいよ。どんな指導者や監督、チームもインスピレーションを受けるはずだ」
「だが、明日はまさに戦いだ。我々がよく知る相手との対戦であり、絶対に勝利を目指して戦う決意がある」
また、レアル・マドリーの逆転劇について「彼らの歴史の一部」と認めた上で、「我々のやり方は大きく異なる。マインドセットや準備、思考、そして試合の重要な局面で相手を上回る可能性を最大限まで高める方法もね。自分たちの意図とは異なる試合展開を目指すからだ。それが実現できれば、勝利の可能性は高まるだろう」と語った。
なお、アーセナルが最後に1試合3失点を喫したのは2023年12月のルートン戦(4-3)。それから100試合以上を戦っているが、一度も3失点を喫したことがない。

