19年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルだが、3試合連続ドローでその可能性が遠のいたのかもしれない。
今季はリーグ戦の開幕から好調を維持し、首位を走ってきたアーセナル。しかし第30節リヴァプール戦、第31節ウェストハム戦と2試合続けて2点差から追いつかれてドローで終えると、21日の第32節では最下位サウサンプトン相手に開始1分も経たずに失点を許すなど苦しみ、終盤の猛攻でなんとか3-3で試合を終えた。しかし、3試合連続ドローと足踏みが続いている。
この結果、アーセナルは32試合を消化時点で勝ち点75に。2試合消化の少ない2位マンチェスター・シティとの差は「5」まで縮まっており、未消化試合の結果次第では順位が逆転することになる。
そしてデータ専門メディア『Opta』は、サウサンプトン戦後に様々な独自の統計データを下に算出するプレミアリーグの各クラブ最終順位予想を更新。現在も首位につけるアーセナルだが、優勝する可能性は「33.9%」まで低下。2位で終える可能性が最も高い「65.9%」ととなり、3位で終える可能性は「0.1%」になった。
一方で2位マンチェスター・Cだが、優勝の可能性が「66.1%」と最も高くなっている。2位で終える可能性は「33.9%」、3位の可能性はこちらも「0.1%」ととなった。
難しい戦いが続くアーセナル。そして26日の次戦では、マンチェスター・Cとの直接対決を迎える。敵地で今季最大の試合とも言える一戦に挑むことになるが、ミケル・アルテタ監督は「まずはリセットして、夕食を取り、試合を振り返り、(マンチェスターで)勝利するためのプランとメンタリティの準備を始める必要があるね」とし、サウサンプトン戦からステップアップする必要があると語っている。




