smith roew arsenal goal(C)Getty Images

アーセナル、サカ&スミス=ロウ弾で連勝達成!4位に肉薄、冨安健洋も1カ月ぶりメンバー入り

プレミアリーグは19日に第26節が行われ、アーセナルがブレントフォードと対戦した。

3試合未消化ながら、4位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点43)と4ポイント差の6位につけるアーセナル。6シーズンぶりのトップ4フィニッシュへの期待も高まる中、開幕戦で敗れていたブレントフォードをホームに迎えた。

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アーセナルはこの試合、出場停止のマルティネリに代えてスミス=ロウを先発起用。その他のスタメンは前節と変更はなかったが、冨安健洋が約1カ月ぶりに復帰。ベンチに座った。なおブレントフォードでは、心停止から驚異的な回復を見せて1月に加入したエリクセンの出場も期待されたが、メンバー外となっている。

序盤からボールを握って押し込むアーセナルは、サカやスミス=ロウ、ウーデゴールと2列目の選手を中心にボックス内へ侵入するシーンを増やしていく。11分、CKの流れからサカがカットインしてシュートを放ったが、GKに阻まれる。この場面でラカゼットが相手との競り合いで倒れたが、笛は鳴らなかった。12分にはボックス内でサカ、スミス=ロウ、ジャカと逆サイドまでつなぎ、最後はラカゼットがネットを揺らす。しかし、オフサイドの判定で認められなかった。

主導権を握るアーセナルは幾度もチャンスを作っていくが、ゴールまでなかなか至らない。相手陣内でプレーを進め、両サイドを崩していくも、ブレントフォード懸命の守備に阻まれ続ける。38分、セドリックのシュートが滑り込んだウィッサの腕に当たったが、VARレビューの結果PKとはならなかった。結局前半はゴールが生まれず、スコアレスで折り返す。

前半何度もチャンスを作るが、ゴールをこじ開けられなかったアーセナル。しかし後半開始早々、ついに均衡を破る。ピッチ中央から左のスミス=ロウへ展開。受けた背番号10はカットインからシュートを流し込んだ。スミス=ロウの今季プレミアリーグ9ゴール目で、ホームチームが前へ出る。

先制後も主導権を握るアーセナルは、75分にゴールを奪ったスミス=ロウに代えてペペを投入。76分にはロングボールに粘ったラカゼットからウーデゴールが抜け出したが、フリーの場面でシュートはGKに阻まれた。

それでも79分、サカの豪快な一発でリードを広げる。自陣からカウンターを発動、ラカゼットの落としからトーマスがドリブルで運び、左のサカへ。背番号7は左足を強振、強烈なシュートがポストに当たってネットに収まっている。

2点先行したアーセナルは、後半アディショナルタイムに失点したものの、2-1で勝利。連勝で勝ち点を42に伸ばした。2試合差の4位マンチェスター・Uとは1ポイント差、3試合差の5位ウェスト・ハムに並んでいる。

■試合結果

アーセナル 2-1 ブレントフォード

■得点者

アーセナル:スミス=ロウ(48分)、サカ(79分)

ブレントフォード:ノアゴーア(後半AT)

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