arsenal brentford(C)Getty Images

首位アーセナル、ブレントフォードと痛恨ドローで公式戦3試合勝利なし…トロサール加入後初得点も実らず

プレミアリーグは11日に第23節が行われ、アーセナルはブレントフォードと対戦した。

前節はエヴァートン相手にリーグ戦5カ月ぶりの黒星(0-1)を喫したアーセナル。それでも2位マンチェスター・シティも敗れたため、5ポイント差での首位をキープしている。19年ぶりのリーグ制覇へ連敗は許されない中、本拠地エミレーツ・スタジアムでの一戦では今季のベストメンバーを起用。サカやウーデゴール、ジャカやトーマスらがスタメンに名を連ね、冨安健洋は再びベンチスタートとなった。

序盤からボールを握るアーセナルだが、5分にダイナミックな展開からヘンリーの決定機を許す。それでも自陣に引くブレントフォードを押し込んで行き、8分にマルティネッリ、15分にサカがチャンスを作る。しかし25分にはゴール前の連携で崩されてトニーのバー直撃のシュートを許すと、31分にはCKからベン・ミーに決定機を作られるなど、主導権を握りきれずに不安定な展開が続いた。

なかなかリズムを掴めないアーセナルは、43分にマルティネッリがボレーシュートを放つも枠の上へ。ブレントフォードの守備とシンプルな攻撃に苦しんだまま、前半をスコアレスで折り返す。

後半も押し込むアーセナルは、48分にボックス内に侵入したサカのシュートが枠をとらえると、51分にもウーデゴールがチャンスを迎えた。一方で56分にトニーに際どいシュートを許す。ゴールが欲しい中、アルテタ監督は61分にマルティネッリを下げてトロサールを投入。新加入アタッカーに状況の打開を図る。

すると66分、アーセナルはついにブレントフォードのゴールをこじ開けることに成功。決めたのは、投入されたばかりのトロサールだった。ウーデゴールのパスから右サイド深い位置に侵入したサカがクロスを送ると、ベルギー代表MFが押し込んだ。移籍後初ゴールで、欲しかった先制点を手にする。

しかし74分、ブレントフォードも反撃。浅い位置でのFKからボックス内にボールを送り、最後は混戦からトニーが押し込んだ。VARレビューもゴールは認められ、試合は振り出しに戻った。

追いつかれたアーセナルは再び攻勢を仕掛け、80分にジンチェンコのミドルが枠のわずか右へ。88分にはエンケティアがワンツーから強引に反転したが、DFの必死の守備に阻まれる。結局最後まで勝ちきることはできず、1-1のドローに終わった。

この結果、アーセナルは公式戦3試合勝利なし(1分け2敗)。1ポイントの獲得にとどまり、勝ち点は51となった。翌日にアストン・ヴィラ戦を控えるマンチェスター・Cとの差が縮む可能性がある。そして15日の次戦、第12節延期分でマンチェスター・Cとの直接対決に挑む。

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