大不振乗り越え4位と5ポイント差も…アルテタは満足せず「順位表を見たいとは思わない」

【欧州・海外サッカーニュース】プレミアリーグ直近6試合で5勝1分けと復調したアーセナル。しかし、ミケル・アルテタ監督はまだまだ満足していないようだ。

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、サウサンプトン戦の勝利について振り返った。

26日に行われたプレミアリーグ第20節で、サウサンプトンと対戦したアーセナル。前回FAカップで敗れた相手（0-1）に3分で先制点を奪われたが、8分にニコラ・ペペが同点弾を奪う。すると39分にブカヨ・サカのゴールで逆転し、73分にはアレクサンドル・ラカゼットがダメ押し弾を決め、3-1で勝利を飾った。

アルテタ監督は試合後、勝利について「サウサンプトンのホームで、素晴らしい相手に自分たちのやり方で戦えたことは本当に誇らしい。このチーム相手にここで戦うのは簡単ではない」と、重要な勝ち点3だったと語っている。

以下に続く

序盤は不振に苦しみ一時は降格圏に近づいていたアーセナルだったが、これで直近プレミアリーグ6試合で負けなし。5勝1分けとポイントを重ね、暫定ながら4位ウェスト・ハムと5ポイント差に迫っている。しかし、指揮官は満足していないようだ。

「まだ順位表を見たいとは思わないね。今は自分自身を見て、どうすればもっと良くなるのか、どうすれば欠けていた一貫性を手にすることができるかを考えている。明日はまた別の日だ。試合を見直して、トレーニングをして、何が得られるかを見ていきたいと思うよ」

次の試合

そんなアーセナルは、後半戦へ向けて1月の移籍市場で積極的に動いており、レアル・マドリーからMFマルティン・ウーデゴールのレンタル移籍で合意に達したことが複数メディアで伝えられた。指揮官は加入決定的となったノルウェー代表MFについて、最終決定ではないが加入目前だと明かした。

「かなり近づいているよ。でも、まだ私が知っている限りでは確定はしていない。数時間はエドゥ（SD）やクラブの人間と話していないからね。だが、契約をまとめることができると、非常にポジティブに考えているよ」

【関連記事】