27日にシンガポールで親善試合が行われ、アーセナルとニューカッスルが対戦した。
先日にはミランに90分では勝利し、新シーズンへ向けてシンガポールで順調に調整を続けるアーセナル。そして27日には、昨季プレミアリーグを5位で終えた強敵ニューカッスルと対戦した。またキックオフ前には、26日に移籍が決まったばかりのヴィクトル・ヨケレシュのお披露目も行われている。
サカやサリバといった主力に加え、新加入スビメンディなども先発したアーセナルだが、6分に右サイドを崩されると、ニューカッスル新加入FWエランガにいきなり先制点を許す展開に。それでも33分、敵陣でのボール奪取から速攻を発動し、ハヴァーツの落としからメリーノが流し込んで同点に。さらにその2分後、ハヴァーツの鋭いクロスがオウンゴールを誘い、一気に逆転に成功した。
しかし後半に入ると、ニューカッスルもさらに反撃。58分、マーフィーが距離のある位置からコースを突いたミドルシュートを突き刺し、再び同点に追いついている。
アーセナルは追いつかれた直後に選手交代。60分にはケパ、マルティネッリ、そして注目の15歳MFダウマンを投入する。一方のニューカッスルも選手を入れ替えつつ、68分には右のマーフィーのクロスにオスラが合わせ、決定機を作った。
69分にメリーノに代えてライスを投入したアーセナルは、71分にダウマンがカットインから自ら振り抜き、GKポープを襲う。さらに73分にもウーデゴールが強烈なミドルを放ったが、ポープが再びファインセーブで防いだ。77分、ダウマンは再びカットインから鋭いシュートを放っている。期待の15歳MFは、得意の仕掛けから印象的なシーンを何度も作った。
その後は互いに複数選手を入れ替えた中、83分に見事な反転からボックス内に侵入したダウマンが倒されてPKを獲得。これを主将ウーデゴールが冷静に沈め、アーセナルが勝ち越し。試合はこのまま終了し、アーセナルが3-2で勝利。シンガポールでのプレシーズンツアーを連勝で飾った。







