アーセナルのミケル・アルテタ監督は、チームの成長に手応えを感じているようだ。
アーセナルは15日、プレミアリーグ第17節でウェスト・ハムとエミレーツ・スタジアムで対戦した。前半は得点を奪えなかったものの、48分にスルーパスを受けたマルティネッリが、ゴール右へと流し込んで先制点を奪う。
さらに試合終盤の87分には、冨安健洋のボール奪取からカウンターを発動。最後はスミス・ロウが沈めてアーセナルが2-0で勝利した。
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ウェスト・ハムとの上位対決を制したアーセナルは、4位に浮上。アルテタ監督はチームの成長に手応えを口にした。
「今日の試合で示したパフォーマンス、選手たちの試合に臨む姿勢、そこへのコミットメントとクオリティ、そしてサポーターたちの後押しが化学反応を起こした。内容と結果に満足しているよ」
「明らかに、ポジティブな成長が見られる。今のチームの戦いぶりはとてもいいね。まだまだやるべきことはたくさん残されているが、ある程度の成長を実感できている」
一方で、アルテタ監督は気を引き締め直す言葉も発した。
「とはいえ、リーグ戦は5月に終了する。試合は多く残されているし、われわれはもっと上の順位を狙いたいと思っている。今はこのパフォーマンスを一貫して出すことが大事だ。プレミアリーグのレベルは高い。明日は今日と違う結果になるかもしれない。そうならないように次の試合に向けた準備を進めよう」