アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ドレッシングルーム内の不協和音の噂を一蹴した。
19日のエヴァートン戦に敗れて早くもリーグ戦8敗目を喫したアーセナル。ここまでの14試合で稼いだ勝ち点はわずかに14ポイントで、得点に至ってはリーグワースト3位となる12ゴールのみと、降格圏の18位から勝ち点4差の15位に沈む。
チームの現状を受け、アルテタ監督は22日のカラバオカップ準々決勝マンチェスター・シティ戦前に「我々全員がこの結果に傷ついているが、クラブの雰囲気は良い。プレミアリーグの結果はひどく、全員が心配し、全員が苦しんでいる。しかし、我々はさらに多くを求めているし、そうできるように取り組んでいる」と話し、クラブ内の様子を明かした。
「試合に負けたとき、ドレッシングルーム内は難しい。選手たちは自信を失い始めているからとても苦しんでいる。しかし、結束はある。クラブ全体が100%結束しているか?勝っているときでさえもすべてのクラブでそのようにすることは不可能だ。なぜなら試合に出られない選手たちはそれ以上に苦しんでいる」
また、現状を受けて解任論も囁かれ始めるものの、アルテタ監督はプレッシャーがないことを強調した。
「クラブ内で、私が感じていることはサポートや励まし、そして全幅の信頼だ。現状について私はよく理解していて、自分自身の仕事とやらなければならないことだけを考えている。しかし、これだけの規模のクラブでは、ベストでないとき、誰もが起きていることに対して疑問を持つ。この結果に対しての責任を持つ人間は私だ。だから、現状を受け入れている」
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