元アーセナルのテオ・ウォルコット氏は、大注目の新星マックス・ダウマンについて語った。
アーセナルの下部組織出身のダウマンは、今夏のプレシーズン中にピッチ上で大きなインパクトを残してきた。ミケル・アルテタ監督からも絶賛を受ける同選手は、5-0で勝利した23日のリーズ・ユナイテッド戦でクラブ史上2番目の最年少記録となる15歳235日でプレミアリーグデビューを飾り、PK獲得などの好パフォーマンスを披露した。
この活躍を受け、現役時代に17歳でアーセナルに加入して長年にわたって活躍したウォルコット氏は、イギリス『BBC』でダウマンについて「彼はボールを運び、ボールを持ってさらに速くなる。メッシみたいだ。メッシと対戦したときのことを思い出した。彼がボールを持っていないとき、速くはなかった。おそらく私が誰よりも速かったからそう感じたのかもしれない」と話し、自身の考えを続けた。
「彼がボールを持ったとき、彼は相手選手を滑らかに突破し、私を簡単に滑らかに突破した。彼(ダウマン)にもあのストップ&スタートがある。彼には教えることのできない能力がある。彼はあのような自由とともにプレーしているからね。フットボールを観戦するのが退屈なときもある。でも、彼を見ることは決して退屈にはならない。それに、彼はいつだってとてもポジティブで、新鮮な気分にさせてくれる」
また、若くしてプレミアリーグデビューを飾ったウォルコット氏は、ダウマンにかけられるプレッシャーについても話し、周りのサポートがさらに成長する上で重要になると語った。
「一番の挑戦は外野の声だったり、学校生活や路地を歩いていて彼だと認識されてしまうことにどのように対処するかだ。私たちが若いときにはなく、私が経験しなかったソーシャルメディアの世界もある。当時とはかなり状況が異なっている」


