アーセナルは、マルティン・ウーデゴールが新キャプテンに就任したことを発表した。
主将として昨シーズンの開幕を迎えたピエール=エメリク・オーバメヤンから12月にキャプテンを剥奪したアーセナルは以降、アレクサンドル・ラカゼットにこの役割を託してシーズンを終えた。しかし、フランス代表FWは今夏に退団し、リヨンに復帰したため、シーズン開幕を前にキャプテン不在の状況が続いた。
そんな中30日、アーセナルはウーデゴールが新キャプテンに就任することを発表。2021年冬にレアル・マドリーからのローン移籍を経てチームに正式に加入するなど、18カ月余りしか在籍していないものの、ノルウェー代表としても腕章を巻いてプレーする23歳の司令塔に重要な役割を託した。
2014年から2年間にわたりアーセナルの主将を務めた経験のあるミケル・アルテタ監督は、6-0で勝利したセビージャ戦後にウーデゴールのキャプテン就任について「彼が加入してからの18カ月間で私が見てきた中で、彼はこのクラブ、チーム、チームメイト、そしてスタッフの価値を最善の形で表現してきた」と話し、同選手への信頼を続けた。
「彼はこのクラブを異なるレベルに導き、チームを後押しし、チームに貢献するための野心を示し、それに彼はこの組織の全員に対してリスペクトを示してきた。彼は代表チームでもキャプテンで、これは適切な判断だと思う。彼はクラブに献身性をもたらすことのできるとても優れた人間であると思うから、このことを発表できて満足している」


