かつてマンチェスター・ユナイテッドで何度もプレミアリーグ優勝を経験したギャリー・ネヴィル氏が、アーセナルについて語った。
今季プレミアリーグで見事な戦いを続けるアーセナル。1日に行われた第7節延期分でもエヴァートンに4-0と快勝し、3連勝を達成。残り13試合となった中で勝ち点を60に伸ばし、2位マンチェスター・シティに5ポイント差をつけることに成功した。
19年ぶりのリーグ制覇へ期待が膨らんでいるが、ネヴィル氏は優勝は難しいと考えているようだ。自身の『Youtube』チャンネルにて持論を展開した。
「アーセナルは昨シーズンを筆頭に、シーズン後半戦に苦戦を強いられている。これがマンチェスター・シティの優勝を予想する理由だ」
「残り10試合になるとアーセナルは少しパニックに陥り始めて、不安に襲われ、プレッシャーもかかる。もし優勝できればそれは信じられないような快挙だ。だが、彼らはマンチェスター・Cのように何度も優勝を経験しているわけではない」
「感情的になりすぎているし、早すぎる。まだ（試合が）半分近く残っているのに、必死になって喜ぶなんて、良いことではない。（後半ATの2ゴールで勝利した）アストン・ヴィラ戦(4-2)の後、あの瞬間がどれほど重要だったかは理解できるが、あのレベルの喜び方は必死すぎるし、早すぎる。あのような感情はネガティブになり得る。優勝争いにおいては決してポジティブなものではないんだ」
マンチェスター・Uでの1993年～2011年までで、12回ものリーグ制覇を経験してきたネヴィル氏に苦言を呈されたアーセナル。19年ぶりの悲願を達成することはできるのだろうか。