Thomas Partey Arsenal 2022-23Getty Images

冨安健洋ら守備陣のミスの原因に?英記者が指摘するアーセナル敗因「不在で守備陣は無防備に」

イギリス『スカイスポーツ』の記者が、アーセナルの敗因について分析している。

ここまでプレミアリーグ首位を走り、19年ぶりのリーグ優勝へ期待が高まっていたアーセナル。そして15日、第12節延期分で2位マンチェスター・シティとの直接対決を迎えた。エミレーツ・スタジアムの大歓声を受けたアーセナルだったが、24分に冨安健洋のバックパスをケヴィン・デ・ブライネにそのまま叩き込まれて失点。前半のうちにブカヨ・サカのPKで追いついたが、72分、82分とゴールを許し、1-3で敗れている。

この結果、1試合未消化ながらマンチェスター・Cと勝ち点(51)で並ばれたアーセナルは、得失点差の関係で2位に転落している。そして『スカイスポーツ』のニック・ライト記者は、アーセナルがこの試合で敗れた原因の1つを分析。ケガの影響でトーマス・パーティが欠場したことを挙げた。

「ミケル・アルテタは、トーマス・パーティの欠場について問われると『言い訳はしない』と応えた。また『ジョルジーニョは素晴らしかった』とも付け加えたが、パーティの不在が大打撃になったことは間違いない」

「彼らは、中盤底で技術的なクラスと身体的な強さを融合した存在が恋しかったはずだ。特に後半はシティの圧力がさらに高まり、アーセナルはなかなか前にも進めなかった。パーティは今季その役割を果たすことが多かった」

「さらにパーティのディフェンスがなければ、守備陣は無防備になる。その重圧は結果的にあまりにも大きく、守備陣のミスがその代償を払っている。先制点は冨安健洋がその罪を、2失点目はガブリエウが負うこととなった。彼らだけでなく、オレクサンドル・ジンチェンコも苦戦を強いられている」

「アルテタは試合後、パーティの復帰時期を明言しなかった。この試合は、パーティがいかに重要な選手であるかを再認識するものだった」

これでリーグ直近3試合勝利なし(1分け2敗)となったアーセナル。18日にはアストン・ヴィラ、25日はレスターと敵地で対戦する。

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