アーセナルMFマルティン・ウーデゴールは、マンチェスター・シティとの大一番へ意気込みを語った。
近年プレミアリーグのタイトル争いを牽引してきたアーセナルとマンチェスター・C。過去2年間はアーセナルが首位に立つ期間が長かったものの、最終的には逆転でマンチェスター・Cがタイトルを手にしている。こうした影響から近年で両チームのライバル関係は高まっており、劇的なドロー決着となった今季最初の対戦(第5節:2-2)の後にはFWアーリング・ハーランドがミケル・アルテタ監督へ「謙虚でいろ」と発言したことも大きな話題となっている。
そして2日の第24節で、両チームは再び激突。アーセナル本拠地エミレーツ・スタジアムで大一番を迎える。アーセナル主将ウーデゴールは、『ガーディアン』で「こういうビッグマッチではライバル意識が強いのが当たり前だと思うよ。競い合っているし、一番になりたい。だからそうなるべきだし、時には少し熱くもなるよ。でも、僕とアーリングのように代表チームの知り合いはたくさんいるし、ピッチの中と外では少し違う」と語った。
また、ハーランドがアルテタ監督に「謙虚でいろ」と発言した件については「こういった試合では感情が高まってアドレナリンが出る。だからピッチ上ではああいうことが起きるんだ。でもピッチを離れると、それで終わり。あまり考えないよ」とし、「僕らは友達だ。グループチャットもしていて連絡も取り合っている。試合について話したことはないけどね」と相手エースとの関係について明かしている。
今季はケガの影響もあったが、リーグ戦でわずか1ゴールにとどまるウーデゴール。「まったく十分ではないね」と認めつつ、現在2位と優勝争いを繰り広げていることについて語った。
「僕らは良い位置にいるし、それは忘れてはならない。でも、もう1段階ギアを上げないとね。それは昨季も同じだった。何かに届きそうなところまで行った時には、さらに野心が高まっていく。昨季は最終節で優勝の可能性があり、本当に近づいていることを実感したんだ。今、チーム全体がそこに向けて努力する準備ができている」
「僕は小さい頃から夢見てきたんだ。ビッグタイトルの1つ、プレミアリーグ優勝は特別だったんだ。これが最大の夢だよ。毎日そのために努力している。今この瞬間に集中し、あまり先を見ないことが重要だね。毎日集中して進み続ければ、最終的には報われると思う」




