リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏は、今後のプレミアリーグ優勝争いについて持論を展開した。
プレミアリーグ第28節では、リヴァプールとマンチェスター・シティが激突。前節終了時点で首位と2位による直接対決は、白熱した展開の末に1-1のドローに。一方で3位アーセナルは、苦戦しながらもブレントフォードに2-1で勝利した。この結果、第28節終了時点でアーセナルが首位に浮上し(勝ち点64:得失点差+46)、リヴァプールが2位(勝ち点64:得失点差+39)、マンチェスター・Cが3位(勝ち点63:得失点差+35)と続いている。
1ポイント差に3チームがひしめくなど大混戦となっている今季の優勝争いだが、『スカイスポーツ』の解説者を務めるキャラガー氏が今後の展望について持論を展開。今月31日に行われる第30節、マンチェスター・C対アーセナルの一戦が大きな鍵を握ると語っている。
「シティがアーセナルに勝てば、彼らが有力な優勝候補だ。アーセナルとリヴァプールがシティを上回るためには、シーズン最後の5試合の時点で3~4ポイントのリードが必要になる」
「アーセナルとリヴァプールは、どちらもシティを追い詰めようとしている。2チームともにまだまだ勝っていけるだろう。一方でシティは勝ち点を落とし始めており、これ以上落とすとしたら次の3~4試合になりそうだ」
「たとえアーセナルが首位にいるとしても、リヴァプールからすれば、アーセナルがシティ戦に勝つか引き分けるのを見たいと思う。シティの勝利でないことは明らかだ。なぜなら、シティは最後の5試合で最大勝ち点を獲得するからね。今後の3~4試合でポイントを落とさなければ、彼らを止めるのは難しい」
またキャラガー氏は、3チームともにヨーロッパのカップ戦を戦っていることを指摘しつつ、「肉体的にも精神的にも大きな負担になるだろう。1週間に3試合はね」とコメント。今後の日程も大きな影響を及ぼすと語っている。

