アーセナルのマイルズ・ルイス=スケリーのレッドカードが取り消された。
25日のアーセナルが敵地でウォルヴァーハンプトンを1-0で下した一戦の前半終盤、この試合に先発した18歳のルイス=スケリーが敵陣ペナルティエリア手前でマット・ドハーティを倒す。カウンターを阻止する形となったこのプレーに対して、主審のマイケル・オリヴァー氏はアーセナルDFにレッドカードを提示し、VARもこの判定を支持していた。
しかし、この判定は物議を醸し、アーセナルのミケル・アルテタ監督は試合後に「激怒している」と不満をあらわに。さらに、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は「長年見てきた中で最悪の判定の1つ」とコメントしたりと、解説陣からも批判的な声が上がっていた。
これを受け、アーセナルはルイス=スケリーの判定に対して異議申し立てを行い、その結果が28日にイングランドサッカー協会によって発表された。声明の中で「独立委員会はマイルズ・ルイス=スケリーに関して不当な退場であるという主張を支持し、3試合の出場停止を取り消した」と伝えた。
アルテタ監督は29日に行われるジローナ戦を前にしたプレスカンファレンスでルイス=スケリーの出場停止が取り消されたことについて「我々はこの決定にとても満足している。クラブはすべての証拠と我々の立場を守るためのすべてを提出した。今日結果を知ることができて良かった。助けになるものだ。彼はプレーできるから、我々の選択肢が増えた。これはチームにとってとてもポジティブなことだ」と喜びを語っている。


