pepe-arsenal(C)Getty Images

アーセナルが3位レスターに逆転勝利!オーバメヤン&サカ温存もペペら大活躍で3発

プレミアリーグは28日に第26節が行われ、レスターとアーセナルが対戦した。

ヨーロッパリーグ(EL)ではまさかの敗退を喫したが、プレミアリーグでは連勝中で3位につけるレスター。しかし、過密日程の中で絶好調だったマディソンがベンチ外となり、ヴァーディの隣にはイヘアナチョが入った。

一方、ELベンフィカ戦で逆転勝利(3-2)を飾りラウンド16に進んだアーセナルだが、リーグではここまで暫定11位と苦戦が続いている。少しでも上位陣に近づくためにも勝利が欲しい一戦で、アルテタ監督はオーバメヤンやサカ、ウーデゴールをベンチスタートに。前線にはラカゼット、ペペ、スミス=ロウ、そして12試合ぶりにウィリアンが先発している。

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試合は6分に動く。敵陣でジャカからボールを奪うと、ティーレマンスがドリブルでそのままボックス内に侵入。そのまま右足を振り抜き、ネットを揺らした。レスターが序盤にリードを手にする。

いきなり失点したアーセナルだが、12分にボックス右で仕掛けたペペが倒されてPKを獲得する。しかしVARレビューの結果、ボックス外だったとしてFKの判定に。これをペペが直接狙ったが、DFにクリアされた。さらに26分には、丁寧なビルドアップからティアニーがクロスを送りペペが合わせたが、DFにブロックされる。直後のウィリアンのシュートも枠右へ外れた。その後も主導権を握ってチャンスを作るが、なかなか決定機に至らない。

それでも39分、アーセナルはゴール右前で得たFKからウィリアンがクロスを送ると、D・ルイスがヘッドでネットを揺らし、同点に追いついた。同点直後にスミス=ロウがアクシデントでプレー続行不可能となってウーデゴールと交代したが、45分にペペのシュートをエンディディが手でブロックしたとして、VARレビューの結果PKを獲得。これをラカゼットが沈め、6分間で逆転に成功した。前半をリードして折り返す。

ビハインドで後半に入るレスターは、ペペに苦労を強いられていたトーマスに代えてオルブライトンを投入、修正を図る。しかし、バーンズが懸命に足を延ばした際に膝を負傷。担架でピッチを後にした。ロジャース監督はウンデルを投入し、2枚目の交代カードを切ることとなった。

すると52分、アーセナルが3点目。自陣深い位置から速攻を発動すると、ペペが右サイドからカットイン。受けたウーデゴールが流し、ウィリアンがクロス。こぼれたところをペペが押し込んだ。主導権を握るアウェイチームが良い時間帯でリードを広げる。

劣勢のレスターは、69分にもエヴァンズが負傷で3枚目のカードを切ることに。その後は良い時間も迎えたが、疲労もあってか精度を欠く。すると、84分から出場のオーバメヤンがチャンスを迎えるなど次第にアーセナルが主導権を奪い返し、試合はこのまま終了。3-1でアーセナルが逆転勝利を飾った。

この結果、勝利を取り戻したアーセナルが勝ち点を37に伸ばし、暫定ながら9位に浮上。一方のレスターは勝ち点49のままとどまり、同勝ち点で並んでいた2位マンチェスター・ユナイテッドとの差が広がる可能性がある。

■試合結果
レスター 1-3 アーセナル

■得点者
レスター:ティーレマンス(6分)
アーセナル:D・ルイス(39分)、ラカゼット(前半AT)、ペペ(52分)

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