アーセナルのキーラン・ティアニーは、チーム内で序列を落とす現状について語った。
近年、度重なる負傷に苦しみ満足にピッチに立てない状況の続くティアニー。それでも、今シーズンは状態を上げており、ここまでプレミアリーグ3試合の先発を含む公式戦11試合に出場する。
先日のリヴァプール戦を前にオレクサンドル・ジンチェンコが負傷したことで、ティアニーが左サイドバックで先発起用されると予想されていた。しかし、ミケル・アルテタ監督は本来右サイドバックでプレーする冨安健洋を抜擢し、同選手は見事期待に応えてアーセナルの3-2の勝利に貢献した。
最終的に終盤に投入されたのみに終わったティアニーは、イギリス『スカイスポーツ』でリヴァプール戦でアルテタ監督が冨安を優先して起用した理由について「前の日に彼(アルテタ監督)は僕を呼び、“君のパフォーマンスが理由ではなく、単に戦術的な変更によるものだ”と言った」と話し、思いを続けた。
「もちろん、がっかりした。でも、それだけで、怒ったりはしていない。僕はすべてのチャンスでプレーしたいし、特にビッグマッチの雰囲気の中でプレーしたいから、がっかりしただけだ」
「でも、僕たちは勝利したし、トミヤスはアメージングで、ゲームプランが機能していた。おそらく、多くの監督は右サイドバックを反対のサイドに起用しようなんて思わないだろうけど、彼はそうやったし、実際に機能した」
また、チーム内での序列を落とす現状については「(序列を落とすことは)僕にとって新しいことで、学んでいる最中だ。フットボール選手はプレーしたい。だから、現状はタフだ。負傷から復帰するために僕はとても一生懸命だった。できる限りたくさんプレーしたいんだ」と話している。


