アーセナルのミケル・アルテタ監督が、今夏の補強について語っている。
今季はマンチェスター・シティと激しいプレミアリーグ優勝争いを繰り広げたが、最終的にタイトルを逃していたアーセナル。来季の優勝争いやチャンピオンズリーグ復帰に向けて移籍市場で積極的に動いていることが報じられている中、アルテタ監督が噂に言及している。
母国スペインの大手紙『マルカ』のインタビューに応じた指揮官は、自身が獲得を熱望していると伝えられるデクラン・ライス(ウェストハム)について問われると、「アーセナル以外の選手については話せないよ。何も言わない方がいい」とノーコメント。一方、こちらも移籍が噂されるカイ・ハヴァーツ(チェルシー)については、以下のように語った。
「タレントには資金がかかる。アーセナルは、常に経験のある若手選手に関心を持っているよ。繰り返すが、他のクラブの選手については話さない。だがカイの場合、彼はチャンピオンズリーグを含めて何度も活躍を見せてきた。才能豊かで、何でもできて、まだ24歳だ」
そして「我々はパフォーマンスと価値を生み出すために非常に若いチームを編成した。超高額な投資をせず、勝利できるチームを長期的に維持するという考えにオーナーも賛同してくれている。だが要求は膨らんでいるし、改善していくためには移籍市場に出ていかなくてはね」と、積極的にマーケットに出ていく必要性も語っている。
なお、アルテタ監督にはパリ・サンジェルマンから接触があったことも伝えられていた。本人は「アーセナルで幸せとしか言えない。オーナーのスタンとジョシュ(クロエンケ)に愛されていると感じるし、やるべきことはまだまだある。アーセナルにいられることに感謝しているし、嬉しく思っているよ」と述べた。




