ヨーロッパリーグ(EL)は27日にグループリーグ第5節が行われ、アーセナルは敵地でPSVと対戦した。
前回第2節延期分でPSVを1-0で下し、開幕4連勝でグループAの首位に立つアーセナル。勝てば首位通過が決定する一戦で、冨安健洋は右サイドバックとして先発入り。サリバやジャカ、ウーデゴールら主力選手も多数名を連ねている。一方でこちらも勝てばグループリーグ突破が決まるPSVは、ガクポらが先発した。
序盤は両者チャンス作る中、ホームの大歓声を浴びるPSVが優勢。9分にはシャビ・シモンズのシュートが枠をとらえると、19分には抜け出したガクポがネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールに。それでも決定的なチャンスを作る。劣勢のアーセナルは21分にエンケティアがシュートを放ったが、以降はなかなかボックス付近でシュートまで持ち込めない。38分、相手のクリアを冨安が頭でボックス内に送り、マルティネッリがこの試合最大のチャンスを迎えたが、ボレーシュートは枠の上へ飛んだ。
すると42分、PSVがネットを揺らす。浮き球パスをボックス手前に落とすと、受けたシャビ・シモンズが3人をかわしてシュートを流し込んだ。しかし、19歳MFのゴールはVARレビューの結果、直前にオフサイドがあったとしてノーゴールに。アーセナルは判定に救われる。前半はスコアレスで折り返した。
後半序盤はアーセナルが攻勢をしかけ、47分には冨安のクロスからエンケティアが際どいシュートを放つ。一方PSVも55分に抜け出したガクポが惜しいシュートを放った。するとその直後、PSVが今度こそ先制。相手のスローインをカットすると、ボックス手前で反転したルーク・デ・ヨングのパスからフェールマンがネットを揺らした。失点したアーセナルはたまらず、サンビ=ロコンガとウーデゴールを下げてトーマスとサカを投入。状況の打開を図ったが、次のゴールもPSVだった。63分、CKのボールに飛び出したGKラムズデールが触れず、ルーク・デ・ヨングが頭で決めている。
2点ビハインドと厳しい状況に追い込まれたアーセナルは、直後にホールディングに代えて温存していたジェズスを投入。3バックに変更し、冨安は右CBにポジションを移した。その直後の66分にガクポにネットを揺らされたものの、オフサイドの判定に救われている。さらに68分や70分と立て続けにピンチを迎えるなど、アーセナルはなんとか状況を好転させたいが、相手に圧倒される時間が続く。
アーセナルは74分、冨安とティアニーを下げてガブリエウとホワイトを投入。主力選手を軒並み投入した。78分にエンケティアが決定機を迎えたが、GKベニテスのファイセーブに阻まれる。こぼれ球にも反応したものの、PSVの体を張った守備を前にゴールが遠い。最後まで攻撃はうまくいかなかった。
試合はこのまま終了。PSVが2-0で勝利を収めた。アーセナルは今季初のノーゴールに終わり、公式戦の無敗が「9」でストップしている。
この結果、アーセナルは勝ち点12で首位を守ったが、2位PSVとの差が「2」に。直接対決の成績で劣るため(1勝1敗:2試合合計1-2)、最終節でドロー以下に終わると2位に転落する可能性もある。3日の最終節では、ホームでチューリヒと対戦する。一方のPSVは、この勝利でグループリーグ突破が決定。最終節で勝利すれば首位通過の可能性もある。
