アーセナルのエベレチ・エゼが史上4人目となるノースロンドンダービーでのハットトリックを記録した。
23日に行われたプレミアリーグ第12節でアーセナルはホームでトッテナムとのノースロンドンダービーに臨む。36分にレアンドロ・トロサールの得点でアーセナルが先制すると、41分にエゼが追加点。さらに、後半開始早々にもエゼが得点を挙げ、55分には1点を返されるも、76分にエゼがこの日3得点目をマークして試合を決定付ける。試合はアーセナルが4-1でトッテナムに快勝した。
今夏にクリスタル・パレスからアーセナルに加入したエゼにとって今回が初のノースロンドンダービー。この試合に先発した同選手は41分にペナルティエリア内で巧みに相手をかわして右足でゴール左隅に流し込む。46分にはペナルティエリア内の浅い位置から左足でゴール左隅に流し込んみ、さらに76分には再び同様の位置から右足でゴール右隅を射抜いてキャリア初となるハットトリックを達成した。
データサイト『Opta』によると、ノースロンドンダービーでのハットトリックは史上4人目の快挙に。エゼは1934年のアーセナルFWテッド・ドレイク、1961年のトッテナムFWテリー・ダイソン、1978年のアーセナルFWアラン・サンダーランド以来となる、47年ぶりの記録達成となった。
試合後にエゼはイギリス『BBC』で「クレイジーだ。僕や家族にとって特別な日になった。このようなことは夢にすら思わなかった。とても特別なものだ。感謝することしかできない」と喜びを語っていた。
