アーセナルのトーマス・パルティがトッテナムとの“ノースロンドンダービー”で復帰できる可能性があるようだ。
今夏の移籍市場最終日にアトレティコ・マドリーからアーセナルに加入したパルティ。加入当初からチームにフィットし、1-0で勝利したマンチェスター・ユナイテッド戦では大きなインパクトを残した同選手だが、インターナショナルブレイク前最後のリーグ戦でハーフタイム中に途中交代し、以降離脱が続いている。
アストン・ヴィラ戦で大腿を痛めたガーナ代表MFは、プレミアリーグ2試合を欠場し、その間チームはリーグ戦未勝利が続き、順位を14位にまで落とすなど苦しい状況だ。そして、3日にヨーロッパリーグのラピッド・ウィーン戦を迎える同チームは、6日に最大のライバル、トッテナムと対戦する。
ミケル・アルテタ監督はパルティの状態について、2日のプレスカンファレンスで「彼はチームとは別にトレーニングを行っている。これから我々は彼の状態をもう一度確認しなければならない。彼は意志の強い選手で、我々を日々プッシュしてくれる選手だ」と話し、トッテナム戦での起用について続けた。
「もちろん、彼を守らなくてはならないが、プレーできる状態で、時間にかかわらず彼を起用できる状態になったとき、彼はチームに復帰する。今週は彼がチーム練習の一部に合流する重要な1週間になる。彼の状態を日々確認することになる」
「（トッテナム戦の出場について）私にはわからない。毎日彼はドクターとフィジオとともに頑張っている。まだ合流できてはいないが、どれだけのセッションをこなせるか様子を見ることになる。ケガの状態やどれだけ回復しているかを確認しなければならない。コンディションさえ整えば、彼は明日からでもプレーしたいはずだ！」
また、ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦で頭部を負傷し、3日の試合ではメンバー外のダヴィド・ルイスについては「頭部の傷が治れば彼はプレーできると思う。快適にヘディングできれば、何も問題はないはずだ」と週末のトッテナム戦で復帰できる可能性があることを強調した。
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