現地時間22日、イングランド・プレミアリーグ第2節はアーセナルとチェルシーによるビッグロンドン・ダービーが行われた。
開幕戦で快勝したチェルシーに対し、昇格組相手に黒星スタートとなったアーセナル。対照的な両者によるダービーだが、昨シーズンはアーセナルがダブルを飾っており、今季初勝利を懸けてエミレーツ・スタジアムに欧州王者を迎えた。
連勝スタートを狙うチェルシーは、クラブ史上最高額で獲得したばかりのルカクを先発起用。かつてチェルシーに在籍しながらも、ゴールを挙げることができないままチームを離れることとなったルカクだが、7年ぶりに袖を通したブルーズのユニフォームで成長した姿を見せることができるか注目が集まった。
立ち上がりからコヴァチッチとジョルジーニョを中心にボールを回すチェルシーは15分、ルカクのポストプレーを受けたコヴァチッチが右サイドに展開。エリア内右でフリーとなっていたリース・ジェームスの折り返しを、ゴール前に走り込んできたルカクが押し込んで幸先よくチェルシーが先制する。
ポストプレーで起点となり、自らゴール前に飛び出してゴールを奪い、早くも自らの成長した姿を証明して見せたルカク。その後も力強いポストプレーで攻撃の起点となり、アーセナルにとっての脅威となり続ける。
迎えた35分、マルコス・アロンソがハヴェルツとのパス交換で左サイドを突破し、中央への横パスをルカクが潰されながらもスルー。これを受けたマウントがエリア内右にラストパスを通すと、走り込んだR・ジェームスがGKレノを破ってチェルシーが追加点を挙げる。
2点のビハインドを背負うこととなったアーセナルは41分、ゴール前でサカが倒されてPKをアピールするが、これはVARの結果、ファールの判定にはならなかった。
前半途中から降りしきる雨の影響で滑りやすいピッチコンディションの中、後半はアーセナルが高い位置からのプレスをかけ、チェルシーの最終ラインに圧力をかけていく。
しかし、チェルシーもアーセナルのプレスを掻い潜ってパスをつなぎ、チャンスを作り出す。57分、ルカクのポストからマウントがシュートを放つもわずかにゴール右へと外れる。
アーセナルの決定機は59分、左CKをファーサイドのマリが頭で折り返し、ゴール前のホールディングが頭で押し込む。しかし、これは枠を捉えることができずゴール右へと外れた。
直後、アーセナルはサカに代えてオーバメヤンを投入し、66分にはティアニーに代えてタバレスを投入。一方、チェルシーは72分にコヴァチッチを下げてカンテを投入し、アーセナルに流れを渡さない。
77分には、マウントの柔らかいクロスをルカクが頭で合わせるが、ここはGKレノが素晴らしい反応ではじきクロスバーを叩いた。
79分にマルティネッリを下げてバログンを投入したアーセナルに対し、チェルシーはマウントを下げてジヤシュを投入。まずは1点を返したいアーセナルだが、チェルシーのゴール前が固く、なかなか決定機が作れない。逆にカウンターからチェルシーが3点目に近づく場面も。
アディショナルタイムの3分間でもアーセナルにゴールを許さなかったチェルシーが開幕2連勝。今季まだゴールのないアーセナルは連敗スタートとなってしまった。
■試合結果
アーセナル 0-2 チェルシー
■得点者
アーセナル:なし
チェルシー:ルカク(15分)、R・ジェームス(35分)




