arsenal rclens(C)Getty Images

躍動の冨安健洋が2アシスト含む3点の起点に!アーセナル、6発圧勝で7季ぶりCL決勝T進出

チャンピオンズリーグ(CL)は29日にグループステージ第5節が行われ、アーセナルとRCランスが対戦した。

7シーズンぶりのCLの舞台で開幕3勝1敗、勝ち点9でグループBの首位に立つアーセナル。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定する重要なホームでのRCランス戦を迎えた。サカやウーデゴールらが先発し、冨安健洋も公式戦4試合連続でスタメン入りしている。

試合は序盤からアーセナルがボールを握り、RCランス陣内でプレーする時間が続く。11分、冨安のクロスからハヴァーツが際どいヘッドを放つと、13分には先制。冨安のクロスを相手DFがクリアしきれず、ゴール前の混戦をジェズスが頭で落とし、ハヴァーツが押し込んだ。ドイツ代表MFの公式戦2試合連続ゴールで、ホームチームがリードを奪う。

勢いに乗るアーセナルは21分、ボックス内で粘ったサカのパスを受けたジェズスが冷静な切り返しからシュートを流し込み、追加点を記録。23分にはマルティネッリのシュートが弾かれたところをサカが押し込み3点目、28分には冨安の見事なロングパスからマルティネッリがシュートを突き刺し、30分経たない内に試合を決定づけた。前半アディショナルタイムにはカウンターの場面で右サイドを駆け上がった冨安の正確なクロスから、ウーデゴールが鋭いボレーを突き刺し、ダメ押しの5点目を奪った。圧倒して前半を折り返す。

アーセナルは後半頭から2選手を入れ替え。前半大活躍だった冨安とジンチェンコを下げ、ホワイトとキヴィオルを投入した。一方のRCランスも3選手を交代し、なんとか1点を目指す。

後半はやや試合のテンポを落としたアーセナルだが、ボールを握りながら試合の主導権は渡さず。66分にはサカを下げてネルソンを投入し、主力を休ませながら試合のコントロールに入った。67分にはウーデゴールが相手DFの股下を通すシュートを放ったが、GKのファインセーブに阻まれている。

その後もアーセナルはボールを回しながら試合を進め、相手にチャンスを許さない。85分にはボックス内でのハンドがあったとしてPKを獲得すると、ジョルジーニョが冷静に沈め、そのまま6-0で圧勝を収めた。

この結果、アーセナルは勝ち点を12まで伸ばすことに成功。首位で7シーズンぶりの決勝トーナメント進出を果たした。一方のRCランスは勝ち点5のまま、敗退が決定している。

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