現地時間14日、イングランド・プレミアリーグは第36節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムに三笘薫所属のブライトンを迎えた。
マンチェスター・シティとの熾烈なタイトルレースを繰り広げているアーセナルは、直前に終了した試合でシティが勝利したため、逆転優勝のためには絶対に勝たなければならない状況。しかし三笘を擁するブライトンも欧州カップ戦の出場権を懸けて上位争いをしており、後方から繋いで崩していくスタイルでどんな相手にも挑んでいく。
攻撃の要であったマーチを負傷で欠くブライトンは、三笘が左ではなく右サイドで先発。立ち上がりから自陣で繋ぐブライトンに対してアーセナルが厳しくチェックに行き、ブライトンもミスを誘発されてピンチを招く場面も。
しかし、アーセナルの激しいプレスを回避できればブライトンにチャンスが訪れる。ミスをしてもチャレンジを止めないブライトンと、高い位置で奪いたいアーセナルのレベルの高い攻防が繰り広げられた。
球際でも激しくぶつかり合う両者だが、20分には接触プレーで負傷したマルティネッリがトロサールとの交代を余儀なくされた。
ボール保持ではブライトンが上回るものの、アーセナルは効率よくチャンスを作り出す。37分には左サイドにポジションを移した三笘が対峙したホワイトをかわして左足で折り返し、エンシソが押し込むもゴール上へと外れる。
スコアレスのまま迎えた後半、本来の左サイドに移った三笘が本領発揮。51分、ペナルティーエリア左でキープした三笘がクロスオーバーしたエストゥピニャンに出すと、折り返したボールは跳ね返されるも、エストゥピニャンがボレーで入れ直す。これをゴール前のエンシソが頭で押し込み、ブライトンが均衡を破った。
先制を許したアーセナルは60分にジョルジーニョとジャカを下げてトーマスとネルソンを投入。同じタイミングでブライトンもギルモアに代えてウェルベックを投入する。
63分には、入ったばかりのネルソンが左サイドからカットインして右足を振り抜くと、強烈なシュートがわずかにゴール右へと外れた。
1点が遠いアーセナルは77分、ウーデゴールとジェズスを下げてスミス・ロウとエンケティアを投入。ブライトンはファーガソンを下げてブオナノッテを投入するが、直後にエンシソが右ももを痛めてウンダヴとの負傷交代を余儀なくされた。
時間も少なく厳しい状況に追い込まれたアーセナルだが、今シーズンのアーセナルは何度も劇的なゴールを決めており諦めずにブライトンゴールを目指す。しかし86分、GKラムズデールからのパスをダイレクトで繋ごうとしたトロサールのパスがカットされ、このこぼれ球が最前線で待つウンダヴの下へ。咄嗟にラムズデールも飛び出したものの、冷静なループシュートを沈めてブライトンが決定的な追加点を挙げた。
こうなると苦しいアーセナル。人数をかけて攻めたいものの、ブライトンの粘り強く体を張った守備を前に決定機が作れず。先制ゴールの起点となった三笘も自陣に戻ってスルーパスをカットするなど、守備でも貢献する。
アディショナルタイムにはカウンターからウンダヴのシュートのこぼれ球をエストゥピニャンが押し込んで3点目。守備でもアーセナルの攻撃を完封したブライトンが、敵地で大きな勝ち点3を手にした。敗れたアーセナルは首位シティとの勝ち点差が「4」に広がる痛恨の敗戦となった。
■試合結果
アーセナル 0-3 ブライトン
■試合結果
アーセナル:なし
ブライトン:エンシソ(51分)、ウンダヴ(86分)、エストゥピニャン(90+6分)




