アーセナルOBのデニス・ベルカンプ氏が、古巣に苦言を呈している。
今季はミケル・アルテタ監督の下で序盤戦に苦しんだアーセナル。後半戦は巻き返し、現在プレミアリーグ4連勝中だが、勝ち点58の9位に甘んじている。またヨーロッパリーグでも準決勝でビジャレアルに敗れ、来季のチャンピオンズリーグ出場の可能性は消滅。それどころか、25年ぶりに欧州カップ戦不参加の危機に陥っている。
そんなアーセナルについて、ベルカンプ氏が『Voetbal International』で言及。在籍11シーズンで無敗優勝含む3度のリーグ制覇、4回のFAカップ優勝など数々のタイトルを獲得するなど黄金期を築き、1997-98シーズンにはPFA年間最優秀選手賞も受賞したレジェンドは、古巣の現状を悲しんでいる。
「私はクラブを去った後もティエリ(アンリ)やパトリック(ヴィエラ)と常に連絡を取り合ってきた。もちろん、試合も見続けているよ。キャリアの重要な時期を過ごし、そこでフィナーレも迎えた。このクラブは私の心の中にあり、ファンなんだ」
「でもティエリやパトリックと同じように、自分たちの時代のアーセナルを見ることは少なくなっているね」
「アーセナルのDNAは、最高のタイトルを獲得するという野心なんだ。敗北は受け入れない。だが、そのメンタリティは徐々に失われている。今の状況にはあきらめも感じるよ。深刻な事態だ。財政的な状況を考慮し、アーセナルが中位で終わるのが当たり前であるかのように。それはこのクラブじゃないんだ。アーセナルのDNAを取り戻さなければならない」
また、現在はアンリ氏やヴィエラ氏、そして『spotify』創業者ダニエル・エク氏と共にアーセナル買収を目指すコンソーシアムの一員となっているベルカンプ氏。すでにこれまで2度交渉を行い、一度オファーは断られているが、長い交渉になると語った。
「売却を強要なんてできない。このオファーに加え、ダニエルはジョシュ・クロエンケ(オーナー一族)に2度接触したと聞いています。クロエンケの意思がなんであれ、少なくとも会話するのは良いことだと思う。クラブの利益のためにね。いずれにせよダニエルはあきらめないし、我々サッカー少年もそうだ」
「おかしいのは、今の選手たちがどう感じているのか想像できないことなんだ。なぜなら、我々は常に優勝のためにプレーしてきたからだ。ファンの気持ちはわかる。すでにサポーター代表団と会談し、彼らの熱意も感じている。それはとても刺激的だね」
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