Mikel Arteta Arsenal 2023Getty

昨季優勝逃し自問自答…アルテタがリベンジへ燃える「自分に意欲は残っているか?答えはイエスだ」

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、新シーズンのリベンジに燃えているようだ。

昨季は200日以上首位を快走するなど、19年ぶりのプレミアリーグ制覇へ大きく近づいたアーセナル。しかし、最終的に直接対決で2敗を喫したマンチェスター・シティに優勝を譲っていた。そしてこの夏、タイトル奪取を目指す新シーズンへ向けてデクラン・ライス、カイ・ハヴァーツ、ユリエン・ティンバーと即戦力を次々に獲得し、準備を進めている。

そして6日、プレミアリーグの開幕を告げるコミュニティ・シールドで、前年度王者マンチェスター・Cと激突する。アルテタ監督は会見に出席し、昨季終了後のことを振り返った。

「最初の数週間は大変だったよ。まず最初にしなければいけなかったのは、鏡の前に立って『OK、もっとうまくやれる方法はあったのか? 別の方法があったのか?』と理解し、そうであればそこから学ぶことだった」

「そして自分自身を評価する。まだクラブやチームを望む道へ導くにふさわしいのか、それをやりたいというエネルギーと信念があるのか、とね。本当に反省したが、答えは『イエス』だった。エネルギーに溢れ、ポジティブになっている。でも、私は負けるのが大嫌いだ。時間もかかったし、大変な時期だったね」

また、タイトルを逃した理由について「(主な違いは)勢いだ。シーズンの大部分で1つの方向に進んでいけたが、重要な瞬間(終盤戦)は違ってしまった。1、2、3(リヴァプール、ウェストハム、サウサンプトンと引き分け)と続き、勢いを失った。そして(マンチェスター・C)は取り戻したんだ」と分析。そして、新シーズンへ向けて意欲を燃やした。

「乗り越えていく必要がある。『自分にはできる』という信念を築き上げたが、それが突然消え去ってしまうことだってある。だが、それは人生の一部なんだ。我々は『失敗した』と感じる瞬間、または望んでいたことを達成できなかった瞬間を、より良いものにすることを必要としている。それは野心とモチベーション、もう一度挑戦したいという意欲が必要だ」

「休息も必要だったが、特に良いニュースを聞いたときには自信もつくし、正しい方向へ進んでいると確信できる。気持ちを落ち着けるのに良い方法だね。そしてこの夏、良いニュースがたくさんあったよ」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0