アーセナルのミケル・アルテタ監督が、プレミアリーグ優勝争いについて言及した。
1日に行われたプレミアリーグ第7節延期分で、ホームにエヴァートンを迎えたアーセナル。40分にブカヨ・サカのゴールで先制すると、その後もガブリエウ・マルティネッリの2ゴールにマルティン・ウーデゴールとネットを揺らし、4-0と快勝を収めた。
これで今季リーグ戦25試合目を消化したアーセナル。勝ち点は60に到達し、2位マンチェスター・シティとの差を「5」まで広げることに成功した。19年ぶりに優勝へ向け、残り13試合で優位に立っている。
試合後、会見で「優勝候補筆頭になったのでは?」と問われたアルテタ監督は「答えはわかっているはずだよ!」と回答。以下のように続けた。
「みんなが熱意を持ってやっているのは大好きだ。それを止めるつもりはないし、進めていかないとね。だが、それを進めるためにはこの試合を見て、自分たちがもっと色々なことをやらなければいけないと理解する必要があるんだ。特に前半はそうだった。(次節)ボーンマス戦は厳しい試合が予想されるが、もっと良いプレーができるような準備が必要だ」
また「シーズン当初、この状況を想像できた人はいなかったのでは?」との質問には、「この状況にあるのは、自分たちの仕事ぶりと素晴らしい選手たちがいるからだ。そしてファンとも最高のつながりがある。それらすべてが順位に結びついている。これからもそうしていかないとね」とし、選手やファンへの感謝を述べた。
今後は1試合ごとに優勝へ向けたプレッシャーが高まることが予想されるが、指揮官は重圧を和らげる秘訣について「それは期待感だ。試合数が少なくなればなるほど、優勝へは勝ち点が重要になる。だから自分たちにコントロールできることに集中するんだ。あとは自分たちにはどうしようもないことなので、自然に任せるよ」と語った。




