アーセナルのミケル・アルテタ監督は、MFメスト・エジルとDFソクラティス・パパスタソプーロスの“ミス”から学ぶ必要があると語った。
エジルが週給35万ポンド(約4970万円)を受け取るなど、高給を受け取っていた両選手。しかし、今季はアルテタ監督の構想から外れており、プレミアリーグとヨーロッパリーグの登録メンバー外となっていた。そして、ソクラティスは双方合意の上で先日に契約を解除。フェネルバフチェ移籍の迫るエジルも、契約早期解除に進んでいると見られている。
新型コロナウイルスの影響で財政が苦しい状況に陥る中、戦力外とした選手に高額な給与を支払うことになっていたアーセナル。アルテタ監督は、将来的に選手の契約状況をうまく管理すべきだと語った。
「このような状況には二度と陥りたくない。それは確かだ。選手のためにも、クラブのためにも。だが、こういったことは他のクラブでもどんどん起こっている。同じようなことがね」
「可能な限りそれを防ぐためにも、オープンなコミュニケーションが必要だと思う。シンプルな決断が必要だ。上手くいっていない状況を先延ばしにしないために」
「契約期間が迫っている場合もあるし、契約中はそれを尊重しなければならない。半年後の状況がどうなっているかもわからないし、難しいことではある。3年後に何が起こるかはわからない。そんな状況を夏の間に解決しようとした。だが、時には不可能な場合もある」
アーセナルでは先日、以前にプレミアリーグのディレクターを務めていたリチャード・ガーリック氏が、主に契約面を担当するディレクターに就任した。これにより、指揮官はエジルやソクラティスのような状況を避けることができると期待しているようだ。
「明らかに、クラブ組織や意志決定者の間で多くの問題が発生した。我々は現在、様々な資質を持った強固なチームを作ろうとしている。うまくいけば、持続性と成功をもたらしてくれるはずだ」
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