アーセナルは12日、ミケル・アルテタ監督と新契約を結んだことを発表した。
2019年12月にウナイ・エメリ前監督の後任として、マンチェスター・シティのアシスタントコーチからアーセナルの指揮官に就任したアルテタ監督。トップチームの指揮官は初の挑戦だったが、半年後にはFAカップ優勝を達成した。さらに翌年にはマネージャーにも就任すると、苦しんだ時期もあったが、直近2シーズンはプレミアリーグ優勝争いにチームを導き、また7シーズンぶりのチャンピオンズリーグ復帰も実現している。
そんなアルテタ監督だが、2022年5月に結んだ契約は今季限りで満了に。以前にはバルセロナやマンチェスター・シティの関心を集めていることも報じられていた。しかし12日、新契約を結んだことが発表されている。
アーセナルは公式HPで、アルテタ監督が「長期契約を結んだ」と発表。具体的な期間は明かされていないものの、『The Athletic』など複数メディアは新たに2027年までの3年契約となったことを伝えている。そして指揮官本人は、以下のように喜びを語った。
「心から誇りに感じるし、本当にワクワクする。これから何が起きるのか楽しみで待ちきれないよ。この場所にいること、クラブの全員と築いた絆を誇りに思っている。私は毎日素晴らしい人達と、そして我々の野心とともに仕事ができて本当に幸運だと思う。刺激を受けてきたし、挑戦もできているし、支えられているとも感じている。これまで一緒に成し遂げきたことよりも、もっと多くのことを成し遂げたい」
「選手たちやクラブの全員とともに、チームを感動的に変えてくれたサポーターのみんなとともに、これからの数年間を楽しみたいと思っている。サポーターたちは我々を変えてくれた。サポーターのおかげなんだ。これからも一緒に旅を続けていきたいよ」
15日に宿敵トッテナムとのノースロンドンダービーを控えるアーセナル。指揮官との契約延長は、大一番に弾みとなりそうだ。


