havertz jesus(C)Getty Images

ハヴァーツorジェズス、どっちを起用?アーセナルFW争いを現地記者が分析「最も効率的なのは…」

アーセナルのストライカーポジションについて、『The Athletic』が分析している。

2シーズン連続プレミアリーグ2位で終えた後、新シーズンこそタイトル奪還へ燃えるアーセナル。これまで噂されたストライカー補強は行っていないが、7日に行われたレヴァークーゼンとのエミレーツ・カップ(4-1)では、前半に最前線で起用されたガブリエウ・ジェズス、後半にポジションを移したハヴァーツがそれぞれネットを揺らした。

そしてこの試合を受け、『The Athletic』は「ジェズスとハヴァーツ、ミケル・アルテタはどちらを最前線で起用するか?」と題し、以下のように指摘している。

「ジェズスとハヴァーツは、今季アーセナルのストライカー候補だ。ジェズスはこのプレシーズンで1試合を除きすべて最前線で先発し、好調を見せた。だが、昨季のハヴァーツの活躍は忘れてはいけない。プレミアリーグで奪った13ゴールの内、8ゴールがストライカーとしてプレーした際に決めたものである」

「ハヴァーツは、今夏のプレシーズンでは中盤としても機能しているが、これはデクラン・ライスが休暇を取っていたため。(レヴァークーゼン戦で)彼が後半から復帰すると、ハヴァーツが最前線に上がり、ジェズスが交代となった。現時点では、これがアルテタの最も効率的なセットアップかもしれない」

「ハヴァーツもジェズスも、最前線にいる間にゴールを決めた。しかし興味深いのは、ハヴァーツが中盤にいた際の動きは昨季とそれほど変わっていないものの、最終的に決めたのがジェズスであったことだ。ブラジル人FWはハヴァーツをデコイとしてうまく利用し、フィニッシュまでつなげた。一方でドイツ人FWは、適切なタイミングで適切なポジションを取ったことでネットを揺らしている」

なお試合後、アルテタ監督は両選手の関係について「予想通りだよ。自然で流れるようだったね。だが彼らだけでなく、レオ(レアンドロ・トロサール)を含めた3人は相性が良い。3人とも偽9番ができるからね。本当に良いものが見れたよ」としつつ、「様々な組み合わせが選択肢を与えてくれるし、みんな素晴らしい選手たちだ。だからこそ、競争はかなり激しいよ」と語った。

アーセナルのプレミアリーグ開幕戦は17日、ホームでウォルヴァーハンプトンと対戦する。この試合でストライカーを務めるのは、どの選手になるのだろうか。

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