プレミアリーグは1日に第10節が行われ、アーセナルはバーンリーと対戦した。
開幕9試合で7勝1分け1敗、16ゴール3失点と見事な成績で首位を快走するアーセナル。直近の公式戦では8連勝、6試合連続クリーンシートと絶好調の中で、敵地で昇格組バーンリーとの一戦に臨んだ。この試合ではサカやライス、サリバやガブリエウといった主力が軒並み先発している。
試合は序盤からアーセナルがボールを握り、バーンリーは5バックを採用して自陣でブロックを構える展開に。アーセナルはボールを動かしてチャンスを伺うと、14分には早速先制に成功。CKからガブリエウがファーで折り返すと、最後はギェケレシュが押し込んだ。得意の得点パターンで、アウェイチームが早々にリードを奪う。
先制後も主導権を握るアーセナルは、21分にトロサールの鋭いパスからカラフィオーリ、23分にサカ、32分にトロサールが決定機を迎える。しかし、GKドゥブラフカを中心とするバーンリーの体を張った守備に阻まれた。それでも、35分には追加点。ロングカウンターから左のトロサールがクロスを送ると、ボックス内で待っていたのはライス。力強いヘッドを突き刺している。前半はそのまま2点リードで折り返した。
リードするアーセナルは、後半頭からギェケレシュを下げてメリーノを投入。最前線を入れ替える。その後もボールを保持しながら相手陣内まで押し込み続け、バーンリーにシュートやCKのチャンスも許さない時間が続いた。
難しい展開が続くバーンリーは、62分に2枚替えを行い状況の打開を図る。その後は相手陣内に侵入できるシーンも増えたものの、アーセナルの守備陣を崩せずシュートまで持ち込めない。73分にはFKからフィオレンティーノにこの試合ようやく初シュートが生まれたが、枠の上へ外れた。
ややテンポが出ないアーセナルは、72分にエゼとカラフィオーリを下げてヌワネリとインカピエを投入。77分にもスビメンディに代えてノアゴーを投入し、チームの安定を狙う。82分にはショートカウンターからヌワネリがシュートを放つも枠を捕らえず。終盤も攻撃的なカードを切り続けるバーンリーに苦戦はしたが、最後まで失点は許さない。このままアーセナルが2-0で勝利を飾った。
この結果、アーセナルは公式戦9連勝を達成して今節も首位をキープ。さらに7試合連続のクリーンシートとなり、プレミアリーグでの失点数は未だ「3」と堅守を誇っている。




