ボローニャのマルコ・ディ・ヴァイオSD（スポーツディレクター）は、FWマルコ・アルナウトヴィッチが非売品であると宣言している。
現在大きな注目を集めるアルナウトヴィッチの去就。33歳オーストリア代表FWにはマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いており、先日には最大900万ユーロ（約12億円）の移籍金をボローニャにオファーしたことが伝えられていた。
しかし、ボローニャ側にアルナウトヴィッチを手放す意思はないようだ。ディ・ヴァイオSDは『Italia 1』に対し、「お金の問題ではなく、彼は我々にとってかけがえのない存在なんだ」と語っている。
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「彼が素晴らしい結果を残し、我々の成長を助けてくれると確信しているからこそ、一緒に前へ進んでいきたいのだ。いつもトレーニングで一番に他の選手たちの背中を押してくれる。市場価値なんてものは存在しない」
さらに「彼は我々のプロジェクトの中心」と明かし、マンチェスター・Uの関心を喜びつつも「彼と一緒に進みたい。売却するのではなく、重要なシーズンへ向けてチームを強化したい」と放出する可能性を否定している。
なお一部イタリアメディアの報道では、マンチェスター・Uはアルナウトヴィッチ獲得を諦めておらず、再びオファーを送ると伝えられている。本人は移籍に前向きともみられるが、少なくともボローニャ側の意思ははっきりしているようだ。
