アルミニア・ビーレフェルトは、フランク・クラマー監督の就任を発表した。
11年ぶりにブンデスリーガ昇格にチームを導いたウーヴェ・ノイハウス監督を先日に解任したビーレフェルト。堂安律と奥川雅也が所属する同チームは、ここまでリーグ戦22試合を消化して勝ち点18の16位と残留争いの真っ只中だ。
入れ替え戦圏内に位置するものの、自動降格圏17位マインツとはわずか勝ち点1と厳しい戦いを強いられる同クラブは、2日に新指揮官としてクラマー監督の就任を発表。双方は2023年6月末までの契約を結び、2日からチームを率いることになる。
スポーティングディレクターのサミル・アラビ氏はクラブの公式ウェブサイトで「フランクはプロフェッショナルとジュニア部門で豊富な経験のある多くの面で優れた指導者だ。プロフェッショナルと分析面でのクオリティにより、彼はアルミニアの方向性に適し、次なる成長のために我々が必要とする指揮官であると確信している」と期待を綴った。
一方でクラマー新監督は「アルミニアは近年目覚ましい成長を遂げ、感銘を受けた将来性を重視するエキサイティングなクラブだ。今、このクラブの一員になれて幸せだ。選手たち、チーム全体とともに働きたいと強く思っている」とコメントしている。
クラマー監督は2004年からコーチングキャリアを開始すると、グロイター・フュルトやホッフェンハイムのセカンドチームを率い、2012年にはブンデスリーガの舞台でホッフェンハイムを暫定的に指揮。その後、フォルトゥナ・デュッセルドルフなどを指揮し、ドイツ代表ユース世代のヘッドコーチを務めていた。2019年からはザルツブルクのユースチームでも指揮を執り、UEFAユースリーグでチームをラウンド16まで導いた実績がある。
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