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サウジアラビア代表、歴史的大金星の凄さ…アルゼンチン代表がW杯でアジア勢に敗れたのは初、後半逆転負けは1930年大会以来92年ぶり

2022年カタール・ワールドカップ(W杯)グループC第1節のアルゼンチン代表vsサウジアラビア代表が22日に開催され、2-1で逆転勝利したサウジアラビアが大金星を手にした。

まさに歴史的な勝利だ。サウジアラビアは10分にPK献上からリオネル・メッシに決められて先制を許したものの、48分にアルシェフリがワンチャンスをモノにして同点に。これで息を吹き返すと、53分にアルサドリの強烈弾で逆転した。終盤にかけてアルゼンチンの圧力に苦しんだが、何とかしのぎ切って逃げ切りに成功した。

現在のアルゼンチンは、W杯までの36試合で無敗を維持するなど絶好調だった。アルゼンチンにとっては、2019年7月に行われたコパ・アメリカ2019準決勝のブラジル代表戦(0-2)以来、37試合ぶりの黒星となっている。

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『Opta』によれば、アルゼンチンがW杯で先制しながら敗れたのは、1958年大会の西ドイツ戦(1-3)以来に。また、ハーフタイムにリードして迎えた試合で後半に逆転負けを喫したのは、1930年大会のウルグアイ代表との決勝戦(2-4)以来、実に92年ぶりに。

そして、サウジアラビアは1990年大会のカメルーン代表(0-1)以来、欧州勢以外で初めてアルゼンチン代表をW杯で下したチームとなった。また同時に、アジア勢としてアルゼンチンに勝利した最初の国となっている。

FIFAランキングでも51位のサウジアラビアに対し、アルゼンチンは同3位。まさに歴史的大金星と言える勝ち点3を手にしたサウジアラビアは次戦、グループC第2節でポーランド代表と対戦する。

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