レアル・マドリーとバルセロナが、ワールドカップ優勝によって注目を集めるアルゼンチンの新たな若手選手を巡り、クラシコを勃発させたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
ワールドカップ優勝により、様々な選手たちに注目が集まっているアルゼンチン。現在はブラジルよりも市場価値が劣り、比較的安価に選手を獲得できる状況のために欧州の多くのクラブが同国の若手に目をつけているようだ。
一際注目を集めているのが、べレス・サルスフィエルドに所属する16歳MFジャンルカ・プレスティアーニ。故ディエゴ・マラドーナ氏、セルヒオ・アグエロ氏に次ぐ若さでアルゼンチン1部デビューを果たした同選手は左利きのウィングで、緩急をつけたプレーでもってチームを引っ張っている。まもなく17歳となり、イタリア国籍取得も間近というこのプレスティアーニについて、レアル・マドリーとバルセロナは現在動向を追い続けながら、獲得実現を目指している模様だ。
レアル・マドリーについては、FWヴィニシウス・ジュニオールやFWロドリゴ・ゴエスを皮切りに、最近には16歳FWエンドリッキ獲得も内定させるなどブラジル市場をメインに活動してきたが、現在は同国以外の市場から選手を獲得する意欲がある様子。その中でもプレスティアーニが、最も興味をそそる存在であるようだ。
なおスペイン勢では、アトレティコ・マドリーがプレスティアーニとともにべレスでプレーするDFバレンティン・ゴメス(19歳)の獲得に興味を持っており、またバルセロナはプレスティアーニのほかボカ・ジュニアーズMFアラン・バレラ(20)にも関心あるという。これからアルゼンチン市場が活発になるのかもしれない。
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