中国で開催される予定だったアルゼンチン代表の2つの親善試合がキャンセルされた。
3月のインターナショナルウィークで、アルゼンチンはアフリカ・ネイションズカップ決勝に進んだ2カ国と中国で親善試合を予定。杭州でナイジェリア、北京でコートジボワールとの試合が組まれていた。
しかし、この2つの親善試合が中止されることが決定。ことの発端はインテル・マイアミの香港遠征。4日の一戦には4万人のファンが訪れたが、メッシは鼠径部の負傷からウォーミングアップもせずに欠場していた。するとスタンドからは大ブーイングが発生し、ファンのみならず香港政府までも声明で不満を発表。そして7日に日本で開催されたヴィッセル神戸戦でメッシが後半からピッチに立ったことで、さらなる騒動に発展している。
コートジボワール戦の開催地になっていた北京のサッカー協会は、「リオネル・メッシが出場する試合を開催する予定はない」と発表。さらに杭州も「誰もが知っている理由により、イベントを開催するための条件が満たされなかった」とし、アルゼンチンの親善試合を中止することを発表した。アルゼンチンの中国遠征2試合はキャンセルされている。
なおメッシの欠場を受け、香港での試合の主催者である『Tatler Asia』は50%のチケット代金の返金に応じたことが伝えられている。


