Anrie Chase Stuttgart 12212024(C)Getty Images

21歳チェイス・アンリにザルツブルク移籍の可能性浮上…独誌「以前からの興味が具体化しつつある」

シュトゥットガルトに所属するDFチェイス・アンリに、オーストリアのレッドブル・ザルツブルクが関心を示しているようだ。ドイツ誌『キッカー』が報じている。

現在21歳のチェイスは、2022年夏にシュトゥットガルトの下部組織に加入。当時4部相当のレギオナルリーガに所属していたセカンドチームでプレーしていた。一方、昨夏には正式にトップチームに引き上げられ、チャンピオンズリーグの5試合を含む公式戦20試合に出場。昨年12月に行われたDFBポカール3回戦・レーゲンスブルク戦で、トップチーム初ゴールを挙げた。

しかし今冬、U-20ドイツ代表DFフィン・イェルチュら2人のセンターバックが新たに加入したことで、チェイスは1月以降再びセカンドチームで起用されることに。ウィンターブレイク明けからは、現在ドリッテ・リーガ(3部)に所属するセカンドチームで7試合に出場したが、3月上旬のトレーニング中に内転筋を負傷し、それ以降は欠場が続いている。

こうしたなか、『キッカー』はザルツブルクからの関心について報道。同誌によれば、「以前からザルツブルクが示していた興味が、ここに来て具体化しつつある」という。現在、オーストリア・ブンデスリーガの優勝プレーオフで4位につけている同クラブが、来季に向けて動きを見せる可能性があると伝えられている。

なお、ザルツブルクにはかつて元日本代表の宮本恒靖氏や三都主アレサンドロ氏、近年では日本代表の南野拓実(現モナコ)やMF奥川雅也(現京都)が在籍。現在は川村拓夢が所属しているが、チェイスは同クラブ6人目の日本人選手となるのだろうか。

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