レアル・マドリーは2日にラ・リーガ第7節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのオサスナ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、27日間で9試合を戦う10月はローテーションが必須であることを強調している。
「私たちは重要な時期を迎えている。ここから、わずかな間隔で多くの試合を戦うことになる。3日毎に試合を戦うならばローテーションが必須となるし、全選手がそのクオリティー、気概を示してくれるはずだ」
「シーズンの中でも重要な時期だ。すべての試合を良いものにすることこそが、私たちの挑戦となる。ラ・リーガで調子を維持し、チャンピオンズでベスト16進出に向けて歩んでいければ素晴らしいね」
アンチェロッティ監督はまた、負傷していたFWカリム・ベンゼマの先発起用を明言している。
「ベンゼマの調子は素晴らしい。明日は最初からプレーすることになる。しっかりと回復し、その後しっかりと練習に取り組んだからね」
ベンゼマを2週間欠いたマドリーだったが、その期間の3試合も2得点以上で勝利を重ねており、得点力不足は感じられなかった。
「カリムはいつも通りさ。これから彼がいるチームの試合を再び目にすることになる。カリムについては、いつも話していることをもう一度言わせてもらうよ。彼はスペクタクルなんだ」
アンチェロッティ監督はその一方で、ここ最近ゴラッソも連発していることで、さらに存在感を増しているMFフェデ・バルベルデについても言及。ナシオナルFWルイス・スアレスはこの同胞MFについて、元リヴァプールのチームメートであるスティーブン・ジェラードを彷彿させると話していたが、そのことについて見解を求められたイタリア人指揮官は、次のように返答している。
「同意するよ。フェデリコを彼と比較するのは良いことだ。バルベルデはジェラードのレベルに到達し、さらなる高みまでたどり着くためのすべてを持っている」




