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アンチェロッティ、ソシエダ戦4発快勝に手応え「皆がPSG戦の逆転を信じられる」

レアル・マドリーは5日のラ・リーガ第27節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・ソシエダに4-1で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、ミッドウィークのパリ・サンジェルマン戦に向けて大きな手応えをつかんだようだ。

開始早々にPKを献上してソシエダの先制点を許したマドリー。その後は攻めあぐねる状況が続いたが、ハイプレスを駆使してソシエダを自陣に押し込め続けると、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、MFルカ・モドリッチの強烈なミドルが立て続けに決まり、逆転して試合を折り返す。後半にはFWカリム・ベンゼマ、MFマルコ・アセンシオが追加点を決めて、終わってみれば4発の快勝。0-1から逆転しなければならないPSG戦に向けて、弾みをつけた格好だ。

アンチェロッティ監督は試合後、次のような感想を述べている。

「チームは良いプレーを見せたと思う。私たちのプランは高い位置からプレスを仕掛けることにあり、そのプランが功を奏した。今日のようにプレーできるならば、水曜の試合でも良いプレーを見せられる可能性は高くなるね」

マドリーは前々日にアラベスと引き分けた2位セビージャとの勝ち点差を8に広げ、首位を快走している。

「今日の試合は大切だった。ラ・リーガでさらにリードを広げるチャンスだったからね。それにチームは期待を与えるようなパフォーマンスを見せている。私たちは今日のようなインテンシティーでプレーしなければならないし、水曜のPSG戦でも繰り返すことができるはずだ」

試合終了後、一度ロッカールームに引き返したマドリーの選手たちはしばらくしてから再びピッチに現れ、スタンドに残っていたサポーターたちの激励を受けていた。

「この試合によって、マドリディスモ(マドリー主義)全体がもっと(PSG戦の逆転勝利を)信じられるようになった。選手たちが再びピッチに戻ったのは、彼らが自身で決めたことだ。水曜、ファンの応援は必要不可欠だからね」

負傷のMFトニ・クロース、風邪のMFフェデ・バルベルデが間に合わない可能性もあるPSG戦で、カマヴィンガを起用する可能性はあるのだろうか。

「それも一つのオプションだ。クロースとバルベルデのコンディションは見なければならないが、いずれにしても私たちのプランが変更されることはない。カマヴィンガはカセミロ(PSG戦出場停止)が隣にいた方が良いが、しかし問題はないよ」

「クロースがカセミロの代役? カセミロの代わりを務められる選手はおらず、違う特徴を持った選手を起用することになる。いずれにしろ、私たちはしっかりと競い合うよ」

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