レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ブラジル代表からの誘いについて「喜ばしい」との感想を述べた。
ブラジルサッカー連盟のエドナルド・ロドリゲス会長が、ブラジル代表指揮官として招へいする希望を正式に語り、その去就が注目されているアンチェロッティ監督。2日のラ・リーガ第27節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバジャドリー戦を前に会見に出席した同指揮官は、この件について「そりゃうれしいよ。もちろん喜ばしいことだ」と語った。が、レアル・マドリーで指揮を執ることが最優先であることも強調している。
「私が唯一考えているのは、このクラブで目標を達成することだけだ。マドリーが許す限りはここで続けるよ。私たちは良い感じで、クラブからの愛情も感じている。今季が終わるまであと2カ月だが、タイトルを目指していくよ」
「それぞれが好きなように意見を言うことができる。しかし、現実はここにあるもの以外存在しない。さっき言ったばかりだが、私はこのクラブと契約を結んでおり、ここで続けていきたいんだ。簡単な話だろう」
「そして未来ついては、誰も知ることがないんだ」
また、以前にはレアル・マドリーでの指揮を終えた後に引退すると発言していたアンチェロッティ監督だが、今もその考えを保っているのかを問われると「ノーだ。どうなるか見てみよう」と返答している。




