18日のラ・リーガ第6節、レアル・マドリーは敵地シビタス・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦に2-1で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、ディエゴ・シメオネ監督の発言に対して感謝を述べている。
レアル・マドリーは前半、アトレティコの攻撃を受け止めながら縦に速い展開でFWロドリゴ、MFフェデ・バルベルデがゴール。後半にはDFマリオ・エルモーソにセットプレーから1点を返されたものの、1点リードを維持したまま勝ち点3を獲得している。
アンチェロッティ監督の前に試合後会見に出席したシメオネ監督は「彼らは規律ある守備から速い攻撃を仕掛けてきた。マドリー監督の素晴らしい仕事だ」「コスタを擁していた頃の私たちを思い出したね。当時の自分たちはそうしたプレーを批判されていたね」と発言。皮肉とも受け取れる内容だが、アンチェロッティ監督は素直に感謝の言葉を述べている。
「ああ、私たちは後方にブロックを形成して守備を行なった。そのやり方に慣れているからね。グリーズマンとジョアン・フェリックスのDFラインに亀裂を生む動きを封じたかったし、後方でのブロック形成によってうまくコントロールすることができていた」
「私たちの後方の守備が良かったとシメオネが言ってくれたのならば、感謝させてもらうよ。私たちは成し遂げたんだ」
アンチェロッティ監督はそのほか、シメオネ監督が試合終了後に相手指揮官と挨拶をしない習慣、ロドリゴを1トップで起用していることについても所感を述べた。
「シメオネとは試合前に挨拶した。彼の習慣は良いものだと思っているよ。それとチームは、カリム(・ベンゼマ)の不在を見事に埋めている。彼のポジションでプレーする全員が素晴らしいし、今日はロドリゴがスペクタクルなゴールを決めてくれた」
「このチームはカリムという最も重要な選手がいなくても、とても競争的だ。改善できる部分があるのは当たり前だが、しかし私からはこれ以上何も求めることができない。私たちは今季ここまで、すべての試合(9戦)に勝利しているんだよ。とても幸せなことだし、このチームの選手たちを指導できることを誇らしく思っている」




