レアル・マドリーは14日のラ・リーガ第28節、敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦に3-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、この試合で負傷交代を強いられた選手たちの容体について説明している。
FWヴィニシウス・ジュニオール、FWカリム・ベンゼマ(2得点)のゴールでマジョルカに快勝したレアル・マドリーだが、ベンゼマ、DFフェルラン・メンディ、FWロドリゴ・ゴエスの3選手が痛めて交代。次節クラシコに向けて暗雲が立ち込めている。
アンチェロッティ監督は以上3選手について、次のように語っている。
「今後数日をかけて状態を把握することになる。しかし、とても深刻というわけでもなさそうだよ。ロドリゴはかなり痛い打撃を食らい、メンディは内転筋の過負荷。またカリムはジャンプからの着地が良くなかったようだ。水曜の検査結果を待たなくてはいけない」
首位レアル・マドリーは、ラージョ・バジェカーノと1-1で引き分けた2位セビージャに勝ち点10差をつけた。独走体勢に入ったように見えるが、しかしアンチェロッティ監督は過去の経験から絶対に気を抜いてはならないことを説いている。
「言わせてもらうが、私は3-0で勝っていたチャンピオンズリーグ(CL)決勝で負けたんだよ。あんなことが繰り返されないよう願っている」
アンチェロッティ監督はミランを率いていた2004-05シーズンに、CL決勝でリヴァプールと対戦。前半に3-0のリードを得たものの、後半にリヴァプールに同点に追いつかれると、PK戦の末に敗戦を喫した。




