レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、パリ・サンジェルマンFWキリアン・エンバペの夢について言及している。
エンバペは先に自伝漫画を発表。そこには子供の頃にレアル・マドリーでプレーすることを夢見ていた様子が、はっきりと描写されていた。
スペインメディアはその漫画が、来夏加入が濃厚とされるレアル・マドリーに対する目配せとの見解を示し、さらにアンチェロッティ監督にも意見を求めている。4日のラ・リーガ第15節、敵地アノエタでのレアル・ソシエダ戦を前に会見に出席したイタリア人指揮官は、子供が夢を叶える大切さを説いた。
「子供たちは夢を追い続けなくてはならない。私も子供の頃にはセリエAでプレーすることを夢見て、その夢を叶えたのだから」
また、負傷明けもまったく出場機会を与えられていないMFエデン・アザールについては、次のように語っている。
「私の意見では、彼はまだ皆が期待しているようなことを成し遂げていない。しかし、ここからそうできるだろう。フィジカル的にも良くなっているし、良い形で練習に取り組んでいる。今後の数試合でチャンスがあるよ」
その一方で、現役で自身が憧れるような選手がいるかを問われると、こう返した。
「ヴィニシウス、ベンゼマ、ハーランドになってみたい。多くのゴールを決められるストライカーにね。私のキャリアに欠けていたのはゴールだった」




