12日のラ・リーガ開幕節、レアル・マドリーは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦に2-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、加入後初の公式戦にもかかわらず、大きな存在感を放ったMFジュード・ベリンガムを称賛している。
今夏鳴り物入りでマドリーに加わった19歳ベリンガムは、いきなりその実力を披露。後方でパスを受けて攻撃の組み立てに参加し、ドリブルを仕掛け、スルーパスを出し、ゴールも決め、さらにボールも奪うなど、ありとあらゆるプレーに絡んでレアル・マドリーの勝利に貢献した。スペイン『マルカ』は翌日の紙面で、サン・マメスがカテドラル(大聖堂)と呼ばれることにちなみ、「カテドラルのような選手だ」とこのイングランド代表MFを称賛している。
アンチェロッティ監督もこの新人MFの実力に太鼓判を押す。試合後会見で、「規格外」の選手であると形容した。
「彼は規格外だ。意思が凄まじく強い選手で、だからこそチームのシステムにすぐさま適応した。まるで、ずっと前から私たちと一緒にプレーしていたような感覚さえある。本当にレベルの高い選手だよ」
イタリア人指揮官はその一方で、マドリーが獲得間近とも報じられているチェルシーGKケパ・アリサバラガについては「ケパはレアル・マドリーの選手ではない。私はレアル・マドリー以外の選手について話さない・今日のルニン? とても落ち着いていた」とコメント。また、ベンチスタートとなったMFルカ・モドリッチとMFトニ・クロースについては、今後スタメンを張る試合もあると語った。
「モドリッチとクロースはクオリティーあふれるMF陣の一部だ。彼らは控えというわけではない。重要な選手たちであり、重要な試合でプレーすることになるだろう。今日はこういうスタメンにしたということだけで、来週には変更があるよ」




