PSGに敗れたレアル・マドリー、アンチェロッティ「エンバペはヨーロッパで一番の選手。今日は決定的だった」

レアル・マドリーは15日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、アウェーでのパリ・サンジェルマン（PSG）戦に臨み、0-1の敗戦を喫した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、自チームが劣勢であったことを認めている。

終始PSGの攻撃にさらされながらも、GKティボ・クルトワがFWリオネル・メッシのPKをストップするなど、何とか無失点を維持し続けたマドリー。しかし後半アディショナルタイム3分にFWキリアン・エンバペのゴールを許してしまい、土をつけられた。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたアンチェロッティ監督は、次のような感想を述べている。

「私たちは良いプレーを見せられなかった。が、ノックアウトラウンドはまだ前半が終わっただけだ。私たちのスタジアムでは、また異なる試合を演じたい」

「何がうまくいかなかったか？　ビルドアップだ。私たちはパスミスを繰り返し、プレッシングを突破する力がなかった。PSGはうまくやってたし、私たちはそこで困難に陥った」

また、今夏マドリーに加入することが濃厚とされるエンバペについて問われると、次のように返答した。 「彼は今日におけるヨーロッパ最高の選手だ。今日は決定的だった」

試合直後、自チームの選手たちに何かメッセージを伝えたのだろうか。

「メッセージというものは伝えていない。私たちは準備したように、望んでいたようにプレーできなかった。しかし、セカンドレグがあるとは言っている。とても長いノックアウトラウンドになるよ」

「変えなくてはいけないこと？　もう少しプレスを仕掛けなければいけない。私たちはスコアで不利に立っている。それとボールを持ったプレーも的中させなくてはいけない」