Ancelotti Everton 2020-21Getty

アンチェロッティが教え子ピルロ&ガットゥーゾに太鼓判「2人ならすべてを解決できる」

エヴァートンの指揮官カルロ・アンチェロッティが4日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、自身の教え子であるアンドレア・ピルロやジェンナーロ・ガットゥーゾなどについて語った。

2019年12月にナポリ指揮官を退任すると、プレミアリーグに拠点を移してエヴァートンで指揮を執るアンチェロッティ。今シーズンはリーグ戦5位と好位置につける。かつて黄金期のミランで指揮官を務め、数々のタイトルをもたらした名将は現在61歳。当時の教え子たちも、自身と同じ指導者としてキャリアを歩み始めた。

「自分が指導した選手のことは、全員チェックしている。幸運なのか不運なのか分からないが、教え子の多くが指導者へと転身した。ピルロやガットゥーゾ、(アレッサンドロ)ネスタ、ピッポ(フィリッポ)・インザーギなどね。私は教え子たち全員を応援している。彼らは批判にさらされることが不可避なこの仕事を選んだ。しかしそれは彼ら自身もよく分かっているはずだ。選手として批判され、これからは監督として批判される。それが我々のいる世界なんだ」

アンチェロッティは、ユヴェントス指揮官ピルロおよびナポリ指揮官ガットゥーゾへ助言を求められると、自身の見解を示した。

「2人には私のような経験がないが、それは私よりも若いからに過ぎない。しかし若いということは、ネガティブではなく、ポジティブなことなんだ。それに2人には、これから向き合うことになるだろう問題をすべて解決できるような知識がすべて備わっている」

また元ミラン指揮官は、教え子たちと連絡を取り合っていることを明かしつつ、古巣のスクデット獲得を願った。

「仕事が忙しく、あまり連絡は取れていないが、機会があれば電話している。最近ではピッポと話をしたよ。彼とはより頻繁に連絡を取っている。ピッポとは相性がいいんだ。私の指揮下でゴール量産してくれたからかもしれないね。正直言うと、ピルロもゴールを量産してくれた。特にミラン時代の選手たちに思い入れがある。ミランの優勝を願っているが、インテルが躍進を続けており、簡単ではないだろう。友人(アントニオ)コンテは、私の願いを叶えてくれないだろうね」

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