現地時間1日に行われたプレミアリーグ第17節エヴァートンvsウェスト・ハムの一戦は、0-1で決着。アウェーのウェスト・ハムが勝利を収めた。
この試合終了後、エヴァートン指揮官カルロ・アンチェロッティは3位浮上のチャンスを逸したことについて「我々は運が悪かった。だがそれ以上にウェスト・ハムのパフォーマンスは素晴らしかったと思う」と発言。ハマーズに賛辞を贈った。『BBC Sport』がその言葉を伝えている。
「今夜のエヴァートンは不運だった。自分たちが得意とするスタイルでアドバンテージを保てなかった点が痛手だったね。我々は自分たちでボールを保持して、相手を崩そうとするタイプのチームではない。しっかり守って、そこから手数をかけずに攻勢をかけるカウンターのほうがやはり向いているね。だがこの結果を受け入れるしかない」
「ゲームバランス的にはポイント1を手にしても良いとは思えたがね。ウェスト・ハムのゴールはとても幸運な1点だったと思える。だが今日の我々はポテンシャルを出しきれなかった。もっと集中して質の高いプレーをする必要がある」
ウェスト・ハムに敗れたエヴァートン。だが指揮官アンチェロッティは暫定4位という現状は、ある程度望外だったとも明かしている。
「残念ながらこの試合では敗れたが、我々は今4位というポジションにいる。これは自分たちにとって出来すぎのポジションであり、シーズン終了時点でこの位置を保てるよう引き続き頑張りたい。これが今季最大の目標となっている」
エヴァートンは次戦、9日にロザラム・ユナイテッドとのFAカップ3回戦をこなした後、12日に敵地でウォルヴァー・ハンプトンと戦う。今季、プレミアリーグで4位以上でのフィニッシュを果たして、チームを来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場へと導けるのか、アンチェロッティの手腕が改めて試される状況となりつつある。
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