Ancelotti BenzemaGetty Images

アンチェロッティ、レアル・マドリーのベンゼマ依存を指摘されて…「そうなんだよ。カリムに依存できて私はとても幸せだ」

レアル・マドリーは12日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのチェルシー戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、ファーストレグに3-1で先勝していても、自チームの選手たちに油断がないことを強調している。

「こうした状況をよく分かっている選手たちがいるのはラッキーだ。気を抜いてピッチに立つことは間違いなくないだろう。私たちはまったく幸せなチームで、目の前にあるものをちゃんと意識している」

「スコアが3-1であろうとも、難しい一戦になることは全員が分かっている。私たちは間違いなく苦しむことになるし、戦わなくてはいけないだろう。相手は次戦進出のために死力を尽くしてくるはずだ」

「バルベルデの起用について? スタメンはそのときになったら分かるだろう。ファーストレグと同じ試合内容になればいいのだが、うまくいかなったチェルシーがプレー方法を変える可能性があるために、私たちはあらゆる想定をしておかなければならない」

その一方で、PSGとのセカンドレグに続きチェルシーとのファーストレグでもハットトリックを達成したFWカリム・ベンゼマにチームが依存していることを指摘されると、こう返した。

「私たちはベンゼマに依存している。そうなんだよ。そのことを否定なんかしないさ。カリムに依存することができて、私はとても幸せだ。それが現実だし、良いことじゃないかな」

また、ベンゼマとFWアーリング・ハーランドが一緒にプレーする未来について問われ、次のように返答している。

「なんて質問だ! 私には答えられない。一つだけ言えるのは、カリムが現代的なセンターフォワードということだ。守備を含めて、今のフォワードに求められることすべてをこなす。彼こそが現代フットボールにおける理想的なセンターフォワード像だ」

昨夏エヴァートンを去って再びレアル・マドリーの指揮官に就任したアンチェロッティ監督だが、マドリー以外のクラブからオファーが届いても断りを入れていたと主張する。

「(マドリーが)ノーとは言えない唯一のチームだった。ほかのクラブがやって来ても、エヴァートンに残っていただろう。私はあそこで満足していたからね。もしマドリーが今季終了後に幸せであるならば、私も今と同じく幸せであり続けるだろう」

「私たちのCL優勝の可能性は、誰も否定することができない。この大会は戦術を超えて、多くのことが物を言うんだ」

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