イタリア人指導者マッシミリアーノ・アッレグリは、成績不振の古巣ユヴェントスへ復帰するのではないかと伝えられてきたが、ここに来てレアル・マドリー指揮官就任の可能性も浮上しているのかもしれない。イタリア『Tuttosport』が伝えた。
「ここ数週間にわたり、アッレグリの名前はユヴェントスと大きく関連付けられていた。だが、ここにきてイタリア人指揮官について、レアル・マドリーと接触のうわさが追加されている」
「レアル・マドリーの幹部は元ユヴェントスの指導者を高く評価しており、次のサイクルに向けて彼の動向を追っている」
「もちろん、ジネディーヌ・ジダンはこれまでビッグタイトルをもたらしてきたという実績がある。それでもマドリーの状況は流動的であり、アッレグリ招へいの仮説を排除することはできない。彼は今、フリーの状況にある数少ないトップコーチの一人であり、すぐ署名できる状況にあることも有力候補と目される理由だ」
5日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでチェルシーに敗れ(0-2)、決勝進出を逃したレアル・マドリー。シーズン序盤の不振の際にもジダン監督の退任論が過熱していたが、今後の動向には注目が集まりそうだ。
その一方で、セリエAでは10連覇を逃し、スクデットをインテルにさらわれたユヴェントスも、アッレグリの復帰を画策していると伝えられている。果たして2019年からフリーとなっているアッレグリは、今後どのような道へと進むのだろうか。