ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、サウジアラビアからのオファーを断るつもりのようだ。
2014年からユヴェントスでセリエA5連覇を達成し、2年間の休暇を経て、2021年に復帰したアッレグリ監督。昨季は勝ち点剥奪処分もあった中でチームを7位に導いたが、選手との関係性や守備的な戦術と一部で指摘されるなど、近年は批判対象になることも増えている。
そんな55歳の指揮官に対し、サウジアラビアから巨額オファーが舞い込んでいるようだ。『ラ・レブブリカ』によると3年契約、総額1億2000万ユーロ(約188億円)のオファーが届いたという。なお『Rai Sport』は、契約を望んでいるのはアル・ヒラルであり、すでに代表団がモナコで会談したとも伝えていた。
しかし、本人は断る可能性が高いようだ。『ラ・レブブリカ』は、現在アッレグリ監督は家族とともにサルディーニャで平和で過ごしているが、すでにユヴェントスと来季へ向けて計画を進めていると指摘。スポーツディレクターらと毎日連絡を取っているようだ。ユヴェントス側は、アッレグリ監督がすべての選手と良好な関係を築けていないことを理解しつつ、来季も続投させる考えだという。また指揮官も、ユヴェントスを裏切る可能性は限りなく低いと伝えられた。
